アイスで湯梨浜町の魅力をアピール

湯梨浜町の「ゆりはま愛す（アイス）」が好調

梅雨入りして、じめっとした日が増えそうです。

そんな日には、冷たい食べ物や飲み物で、さわやかに過ごしたいですね。

鳥取県湯梨浜町では、特産品を使ったアイスで町の魅力をPRしています。フレーバーの数は、14種類もあるそうです。どんな味があるのでしょうか。

■２０１２年から始まったプロジェクト

　湯梨浜町の特産品を使ったアイスは、湯梨浜町観光協会が２０１２年に地元企業などと一緒に、梨やこうじを使ったアイス５種類を開発して、販売をスタートしました。アイスにすることで、収穫期以外でも、一年中特産品を味わってもらうことができることが魅力。ふるさと納税の返礼品にもなっていて、新たな“湯梨浜ファン”の獲得に一役買っています。

■フレーバーは14種類

　今では、「東郷産梨のアイス」「メロンシャーベットクレオパトラ」など14種類に増えています。「東郷産しじみみそ汁アイス」「バジルソース＆ミルクｉｎチーズ」といった変わり種もあります。アイスは、湯梨町内の店舗や旅館などで販売されているほか、イベントなどで人気を集めています。

■新しい味の開発やイベント開催も

　今夏までに、地元の平飼いの鶏の卵を使ったアイスも販売予定です。味を決めるまでには「卵かけご飯味」など試行錯誤して、最終的に卵のコクが感じられるプリン味に決まったそうです。

プロジェクト名の“愛す”にちなんで、人口増を狙ってアイスを使った恋活イベントも開催するなど、アイスで町の活性化を図っています。プロジェクト事務局は「特産品を使ったアイスクリームにすることで、湯梨浜ブランドを広めたい」と話しています。

さまざまなフレーバーが味わえる「ゆりはまアイス」。皆さんは、どの味を食べてみたいですか？