ガッツリ濃厚系の牛骨ラーメンを味わいたいなら「麺屋八兵衛」

2025年3月25日

鳥取県中部にはたくさんの牛骨ラーメン提供店が各地にあり、それぞれのお店がクラシック系、進化系と個性的なラーメンを振る舞っています。

中部エリアの中心地・倉吉市にある「麺屋八兵衛」は、その中でも濃厚系の一杯を提供。このラーメンが、地元民から多くの支持を得ています。

牛のバラ骨とゲンコツのみを24時間コトコトと煮込み、旨味や脂分をしっかりと抽出した刺激的かつ重厚なスープが味わえます。

浮き出た牛脂がしっかりと丼をコーティングしており、提供直後から牛独特の甘い芳香が鼻をくすぐります。

ざっくり切られたネギ、モヤシやメンマ、豚バラチャーシュー、海苔が丼を彩るオーソドックスなルックス。
米子市の製麺所・八ばせ屋謹製の中細ちぢれ麺が濃厚スープを持ち上げ、口の中で一体となって食べ進められます。タレに使用された岩塩が味わいをキリッと引き締めます。

ネギやメンマ、モヤシのザクザクとした食感がアクセントとなり、極めつけは豚バラのチャーシューです。豚バラの脂と旨味が渾然となった味わいと、牛骨香る濃厚スープ。牛と豚のガッツリ濃厚なコラボレーションを楽しめる一杯です。

お客さんに人気なのがチャーハンとのセット（平日限定）です。しっとりパラパラに仕上げられた王道の一皿は、濃厚スープとの相性もバッチリ。ラーメンとチャーハンを交互に味わえば、いつの間にか完食。

店主の岩崎健治さんは2009年1月に「麺屋八兵衛」を開業。牛骨ラーメンブームを支える一杯をこの地で作り続けています。

斉尾俊和

鳥取県出身。ニュースサイト、編集プロダクション、WEBメディア勤務を経て、さまざまな地方企業・生産者のブランディングなどに携わる。最近、鳥取に里帰りした。