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古い蔵の佇まいが残る「ごろねこ民芸庵」

鳥取の民芸に触れることができるお店

2025年4月2日

■古くなった蔵を空き家活用

昔ながらの木造住宅や納屋などが並び、農村の趣を見せる琴浦町三保地区。

その一角に佇む「ごろねこ民芸庵」は、2024年10月に新しく開かれた雑貨・民芸店です。古くなった蔵を空き家活用し、リノベーション。

木目調の店内は蔵の梁がそのまま活用されており、なんとも落ち着く空間に。6畳分ほどの小ぢんまりとしたスペースにはこだわりの民芸品が綺麗に並べられています。

店主の師岡正樹さんは元は石川県の美術館の学芸員。その時に鳥取県の民芸品の調査に取り組む中で、そのスタイルの自由さに驚いたことが、この地に民芸店を開いたきっかけになっているそうです。

鳥取県に何度も訪れる中で、2020年に移住を決断した師岡さん。知り合いから蔵の空き家活用を薦められて「ごろねこ民芸庵」を昨年オープンさせました。そんな師岡さんにおすすめの逸品を聞いてみました。

■硬軟織り交ぜた民芸店のラインナップ

←まずは倉吉市の国造焼のコーヒーカップ。

シンプルで白っぽい作風で、日常使いできそうな色合いの中に、虹色の装飾がワンポイントで彩ります。

こちらも倉吉市の福光焼のコーヒーカップ。→

落ち着いた渋めの作風で、ドシッと重厚感ある作りになっています。

←米子市の法勝寺焼皆生窯の平鉢。

深みのある青緑の色合いがトレードマークの窯元で、その特色を存分に押し出した作品になっています。

店内には境港市の弓浜絣を加工した小物なども充実。日常をほっこりと彩ってくれる品々を取り揃え、今日もお客さんを出迎えます。

住所鳥取県東伯郡琴浦町三保144
営業時間11:00〜17:00
定休日火・水・木(※営業日はInstagramを確認)
Instagramhttps://www.instagram.com/goroneko_mingeian/
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