小学生と地元画家がコラボ 「とっとり花回廊」に新たな見どころを!
「みんなの壁画プロジェクト」 10月上旬完成予定

鳥取県南部町には、季節の花を楽しめる施設「とっとり花回廊」があります。年間を通してさまざまなイベントも開催されていて、鳥取県内外から多くの人が訪れます。
■児童と地元作家のコラボ
その「とっとり花回廊」では、新たなプロジェクトが始まっています。
その名は「みんなの壁画プロジェクト」。鳥取県大山町の画家・朝倉弘平さんと南部町立会見第二小学校の児童がコラボレーションして、とっとり花回廊に新たな見どころをつくります。
■園内を散策 植物の絵を描く
5月中旬、会見第二小学校の児童19人と画家の朝倉さんは、壁画のモチーフとなる植物を探すため園内を散策し。それぞれが面白いなと感じた植物の葉の模様や形、花の咲き方など細かな点までじっくりと観察しながら絵を描きました。児童は「花の形がゾウの耳みたいで面白い」「模様や形をよく見て、なるべく本物に似せて描いた」などと話していました。
■10月上旬に完成予定
朝倉さんによると、壁画のデザインは児童が描いた植物の絵と自身の絵を組み合わせて構成し、一つの作品に仕上げるといいます。作品は、展望回廊から「花の丘」に続くスロープの壁面に描かれる予定です。
壁画は「オータムフェスティバル」の初日に下書きが披露され、10月上旬に完成する予定です。朝倉さんは「子どもたちが描いてくれた絵を大事にしつつ、壁1面ごとに違った世界を表現したい」と意気込んでいます。
(※この記事は日本海新聞本紙に掲載されたものを基に作成しています)