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朝5時から朝ラーが食べられる!「がんこラーメン華漸 -KAZEN-」

4時間煮込んだ透明スープは滋味深い味わい。進化し続ける日替わり牛骨ラーメン。

米子自動車学校近く、旗ヶ崎にある牛骨ラーメンのお店「がんこラーメン華漸 -KAZEN-」を訪問しました。

元祖がんこラーメン同様、黒色の外観

あ、立派な牛骨がぶら下がっている!これは営業中の印です。

メニューの札に圧倒されるカウンター席。「我がスープ咲かせて見せよう」という、元祖がんこラーメンの家訓も飾られれている

こちらでは、 定番の醤油や塩ラーメンのほか、地元の旬の食材を活かした日替わり限定ラーメンを5、6種類提供しています。取材時は、蟹を大量に加えた濃厚な出汁を使った「極悪魔ラーメン」などが日替わりとして提供されていました。

極悪魔ラーメン。がんこラーメンに行ったら、「悪魔」が冠されたラーメンは食べておきたい

その時の食材を手にしてひらめくオーナーの想像力は無限大で、総メニュー数は「もうすぐ300種類になりそう」だとか。

ざるラーメン(つけ麺)は超シンプルで、麺とつゆの美味しさがダイレクトに分かります

朝5時から9時まで提供される朝限定ラーメンも静かな人気。塩分と脂分を控えたさっぱりスープに、鶏ささみをチャーシュー代わりに使った朝ラーは、つるっとした食べ心地。通勤前に朝食として食べに来られる方や夜勤明けの方に好評です。

スープには鳥取和牛の牛骨、トリトンの豚がら、大山ハーブ鶏の鶏もみじ、野菜、果物、煮干し、魚介類、羅臼こんぶなどを使った旨味が凝縮

澄んだスープは、温度を保ち、ゆっくりアク取りをしながら長時間管理して完成させるため、滋味深い味わいです。手間のかかったスープは、身体にしみわたりホッとさせてくれます。

酒粕白味噌ラーメン

麺は自家製で極細手もみちぢれ麵。つゆも絡みやすく、最後まで噛み応えが残りながらもプルっとした吸い感。ゆであがりが早く、注文を受けてから1分もしないうちに出来上がります。

特に夏場は冷たいラーメンが大人気。トマトバジル冷麺

がんこラーメン華漸の「がんこ」とは、「美味しいうちに早く食べてほしい」という一念です。そのため、タバコや離席、通話は遠慮してほしいというお約束があります。また、最初の一口は素材の味を楽しんでほしいためテーブルに調味料はありませんが、必要に応じて後から提供してもらえます。

80年代東京で「がんこ一条流ラーメン」8代目として愛された味を継承する「がんこラーメン華漸」は、牛骨スープやメニュー名に悪魔をつける路線は継承しつつ、華漸らしい独自のメニューで進化を続けています。飲食店関係のファンも多く、今しか食べられないメニューを楽しみに通うことができるラーメン店です。

住所鳥取県米子市旗ヶ崎2丁目13-29
電話番号0859-21-9088
営業時間5:00~13:00、 17:00~20:00(月曜のみ)
定休日金曜日/月末最終水曜日〜3連休業、及び不定休(祝日は営業)
Instagramhttps://www.instagram.com/gankokazen
駐車場あり
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