グッドヒル
経験と知識が豊富な女性が活躍中!
上質な着心地を提供するオーダースーツの専門店「グッドヒル」。
1着のスーツは、何百人もの従業員のプロの技が融合されて完成します。
鳥取市吉成の製造工場には、自分の業務に真摯に向き合う女性の姿があります。
多くの女性が活躍し続けられる理由は、働きやすい環境があるから。
家庭と仕事を両立しながら仕事をこなす2人を紹介します。
■本社・組立センター 森本みゆきさん
森本さんは、縫製全般をオールマイティーにこなします。
業務用ミシンを使って、布と布を合わせて手際よく縫っていき、約20年かけて培ってきた技術を発揮しています。
壁にぶつかる時もあったそうですが、先輩に教わりながら乗り越えてきたという森本さん。
「多くの頼れる先輩がいて、コミュニケーションが取りやすいです」と話します。
グッドヒルは、家庭と仕事の両立をしやすい職場環境のため、経験豊富な女性が多く働いています。1時間単位で休暇が取れるほか、子どもの体調不良などによる急な遅刻や早退の場合でも、互いにフォローし合える体制が整っています。
子育てが一段落した森本さんは「周囲の支えが本当に助かりました」と感謝し、現在は後輩の育成にも力を注ぎます。「教えてもらったことを基に、自分なりの視点も入れて分かりやすく伝えることを意識しています」と話します。
今後はさらに袖付けの技術も磨き、さらなるステップアップを目指しています。
本社・仕上げセンター 高田香代子さん
高田さんは、スーツをプレスする作業を担当しています。背脇、衿折りのプレス機を正確に使いこなし、
1時間に45枚のペースでスピーディーかつ美しく仕上げていきます。
今年で入社25年目を迎えましたが、入社当初は技術の習得に苦労したそうです。
「分からないことは先輩に聞きながら、数をこなすしかありません」と話します。
高田さんはレールからスーツを1着ずつ手に取り、専用の機械にセットして肩や襟元をプレスします。
襟幅を測るのは全て手作業。1着1着異なるスーツに、さっとメジャーを当てて正しい幅かどうかを
瞬時に確認します。
「襟はスーツの顔です。お客さんに喜んで頂きたいので、きれいに仕上げています」と笑顔で話します。
子育てをしながら仕事をしている高田さん。家庭と仕事の両立について「有給も取りやすいため、
学校行事にも参加できます」と話します。我が子の成長を見守りつつ、自身のスキルアップに努め、
「今持っている技術をさらに磨きたいです」と意欲を見せます。
森本さんと高田さんは同僚とのコミュニケーションを大切にし、
そして会社の制度を活用しながら仕事に励み、技術を習得しています。
グッドヒルが手掛けるスーツには、世代を越えて継承されている多くの技術が詰まっています。
企業名 | グッドヒル株式会社 |
住所 | 鳥取県鳥取市吉成2-14-21 |
電話 | 0857(21)5000 |
ホームページ | https://goodhill.co.jp/ |