日本海の幸などを揚げたて天ぷらで味わう。倉吉駅近の人気店「日々の」

■カウンター越しに旬の食材を堪能できる

日本海の幸や大山どりなど、旬の地場食材の天ぷらを揚げたてで味わう。
そんな贅沢なひと時を過ごせるお店が市内外で人気を呼んでいます。

店名は「天ぷらとお酒の店 日々の」。
さまざまなお客さんの日々に寄り添う店でありたいという願いが込められています。

木目が基調となる店内は、カウンターを中心とした造り。
店主の小谷誠さんが旬の食材や地酒をおすすめしてくれる、温かいもてなしがお店の魅力です。

ランチは御膳や天丼が中心のメニュー構成となっていて、その中でも人気やコストパフォーマンス上位に挙げられるのが大山どり天丼（1300円）です。

甘めに仕上げられたタレには粗めの大根おろしが溶かされていて、
このタレをかけながらジューシーな大山どり天を頬張るのは幸せの一言。
地元産の特Aランクのお米はふっくらと炊き上げられ、鶏天とのハーモニーを楽しめます。

■確かな技術を活かした料理の数々、希少な美酒も味わえる

三朝温泉などの旅館で料理長として研鑽してきた店主。
その確かな腕前は、他のメニューにも活かされています。
境港漁港や賀露漁港から仕入れられた地魚は、お造里や創作料理へと昇華。天ぷら以外のグルメも絶品です。

キノコや山菜、海の幸などの旬の食材は、白絞油と太白ごま油をブレンドした油で揚げられ、豊かな香りやコクがありながらもサラリとした後味。
これを揚げたてで味わえます。

鷹勇や千代むすびなど県産の地酒を揃えつつ、栃木県の仙禽や和歌山県の紀土など全国の日本酒フリークを満足させる充実のラインナップ。
季節ごとの限定酒や果実酒も揃っています。

店内にはカウンターのみならず、個室を準備。店主のこだわりが息づくお店で、お客さんの日々を彩る逸品と美酒を、今日も提供しています。

斉尾俊和

鳥取県出身。ニュースサイト、編集プロダクション、WEBメディア勤務を経て、さまざまな地方企業・生産者のブランディングなどに携わる。最近、鳥取に里帰りした。