旬を感じる地産地消の南インドカレー「スパイス食堂 杜家(とや)」
店主の斎藤さんは、当時勤めていた会社の転勤で青谷町の工場に単身赴任し、興味のあることに幅広く積極的に挑戦してきました。海も山も近く、山登りや沢登り、渓流釣りが楽しめる鳥取の環境に魅せられ、以前から夫婦で田舎暮らしの夢もあったことから青谷町に今後も住み続けることにしました。
2023年末に勤務先を早期退職し、住んでいる家を改装。奥さんが南インドで修業した料理研究家の友人から料理を教わったことをきっかけに、カレーの作り方を伝授してもらい、鳥取の新鮮な野菜や魚使って地元の「旬」をワンプレートで表現したいと思い、2024年2月に開業しました。
看板ネコの寅之助くんがお出迎え
店内はテーブル席、和室とカウンター3席があります。
和室では赤ちゃんや子ども連れでも安心してゆっくりと食事を楽しめます。
旬の野菜を使った「スパイス漬物教室」なども開催しています。開催日はインスタグラムで告知しています。
テーブル席の部屋には、鳥取の作家さんの作品を展示する「さっちんギャラリー」を開催中。
2階には併設の民泊「月読庵」もあります。とても静かで、川の流れる音や澄んだ空気、夜は真っ暗で、きれいな星を眺めることができます。
町内の直産直売所や知り合いの農家の方から購入した数々の季節野菜、近くの漁港から水揚げされた旬の魚でメニューを決めています。ランチメニューはSNSで配信しています。
3種盛り 1,800円 メイントッピングはシイラの揚げ焼き
ランチメニューは、ワンプレートで1~3種類のカレーを味わうことができます。
この日は、青唐辛子がピリッと効いた「ココナッツミルクカレー」、豆の風味が優しく香る「ダルカレー」と「チキンキーマカレー」の3種盛りカレーをいただきました。特にココナッツミルクカレーは、酸味の後に辛さが追いかけてくるスパイシーで癖になりそうです。
一つ一つの野菜の味や風味が感じられるカレーと季節野菜のスパイス漬物など、青谷町産の野菜をふんだんに使った6種類の副菜が彩るワンプレートです。
お米はプリンセスかおりと古代米のブレンドライス。古代米を使用することで、お米がカレーの水分を吸わないため膨張しません。
種類ごとに味わうのも良いですが、店主オススメの食べ方は全部混ぜて食べることです。
ドリンクメニューはありませんが、口の中をさっぱりさせてくれるレモン水、ほうじ茶と3種類のスパイスを煮出した「スパイスティー」があります。
旬の野菜と魚のカレーは相性抜群です。週末にちょっと”ぜいたくカレー”はいかがでしょうか。
※料金等は2024年11月取材時点の情報です。
住所 | 鳥取県鳥取市青谷町亀尻289 |
電話番号 | 090-6208-8105 |
営業時間 | 金曜日・土曜日 11:30~14:00 |
https://www.Instagram.com/kamejiri_spice_toya/ | |
駐車場 | あり |