NIHONKAI idol PROJECT 「SEA BLOOM」interview⑤
インタビュー特集⑤ Rinoさん
日本海新聞が発刊50周年を記念してプロデュースする女性5人組アイドルグループ「SEA BLOOM(シーブルーム)」が5月31日(土)、鳥取市のとりぎん文化会館小ホールでデビューイベントを行います。各メンバーのデビューに向けての思いや横顔をインタビューしました。

「見に来たお客さまが世界観に入り込めるようなパフォーマンスにしたい」と話す米子市出身のRinoさん(13)。楽曲によって魅せる表情や声色が変わる様子は、変幻自在なカメレオンのよう。メンバーの誰よりもストイックにレッスンに励み、みんなのやる気を底上げしてくれる縁の下の力持ちのような存在です。



■音楽はいつもそばにあった
ジャズダンスとモダンバレエを習ってきました。KーPOPダンスは独学で覚えました。ダンスを習い始めたのは小学2年からですが、物心つく前から音楽が流れたら体が勝手に動き出すくらいダンスが好きです。体調が悪くてもダンスを踊れば不思議と元気になれます。ダンスは私にとって、なくてはならない大切なものです。
父の仕事の関係で家にはピアノやドラム、ギターがあり、小さい頃から音楽はいつもそばにありました。ピアノは2週間に1回のレッスンを今も続けていて、楽器が弾けることも自分の強みかもしれません。幼稚園はインターナショナルスクールに通い、英語を話すのも得意。小さい頃からいろんな経験をさせてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
■プロ意識の高いアイドルに
プレッシャーには強く、感じれば感じるほど燃えるタイプです。アイドルとしてレベルの低いパフォーマンスは、絶対に見せたくありません。自分自身も恥ずかしいし、何よりも見に来たお客さまに失礼だと思うから。
プロとして舞台に立つからには、日々のダンスや歌のレッスンはもちろん、自分の魅せ方やライブの世界観に引き込む方法を自分なりに考え、見に来たみんなに満足してもらえるライブにしたいです。
特にダンスの表情管理は、得意なので注目してほしいです。でも、トークはまだ少し苦手。本番までに腕を磨いて、見てる人たちに伝わるように頑張って話したいです。
■編集後記
10代で大人顔負けのプロ意識の高さを見せる彼女は、大人の私から見ても本当にかっこいいと思うし尊敬する。そんな彼女が舞台の上で見せてくれるパフォーマンスは、どんなものになるのか。連載をご覧になった読者の皆さん、ぜひ彼女たちの勇姿をとりぎん文化会館で見届けてほしい。(連載おわり)
