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キャンバスは巨大ケーソン!賀露小の児童がお絵描き

鳥取市立賀露小学校の周辺には、漁港があります。

児童たちにとって身近な存在の港で、賀露小学校の5年生が「海、港、鳥取」をテーマに絵を描きました。

児童たちが集まったのは、鳥取港1号岸壁(鳥取市港町)。

キャンバスは、なんと巨大なケーソンです。ケーソンとは、港湾や防波堤工事に使われるコンクリート構造物のことです。フランス語で箱を意味するケーソン。今回は鳥取港の第2防波堤延伸に使う縦9.2m、横15.9m、重さは約770tの大きな2個のケーソンが用意されました。

児童たちは赤、青、黄色など5色のインクで、墨を吐き出すタコや、ぷかぷかと浮かぶクラゲ、港を走る船などをあらかじめ描かれていた空や海の背景に思い切り書き加えていきました。どこまでも広がるキャンバスに絵を描けるなんて、貴重な経験ですね。参加した児童の一人は「ペンキで思いっきり絵をかけて楽しかった」と笑顔でした。

鳥取港は、重要港湾指定から50年を迎えたそうです。歴史ある鳥取港を地域の人に広く知ってもらいたいと、同港湾事務所や県港湾建設協会などが企画しました。

5月31日には、鳥取港 1号・3号岸壁をメイン会場にステージイベントやマルシェ、ケーソンのお絵かきが楽しめる「鳥取港福フェス」の開催が予定されています。家族や友人とイベントを楽しみながら、鳥取港を身近に感じられる機会となりそうですね。

(※この記事は日本海新聞本紙に掲載されたものを基に作成しています)

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