暮らしと季節をたのしむカフェ　「nanakusa　木鳥」

毎日の暮らしに季節の彩りを

約2年前に北栄町にオープンした『nanakusa 木鳥（ことり）』。おひさまのような明るい店主さんが作り出すのは、暮らしと共にある季節を楽しめる空間。訪れるだけで心もお腹も満たされる、笑顔になれる。そんなあたたかなお店です。

■味わいのある外観と日の光が心地よい店内

小道の先に覗く木造の建物は、どこか懐かしく味わいのある外観。中庭はハーブや木々に囲まれ、天気の良い日はテラス席で過ごすのも気持ちよさそうです。

扉を開けると、雑貨とともに焼き菓子やパンが並んでいます。カウンターの向こうはオープンキッチンで、お店のスタッフの方の顔や動きが見えることで、お店でありながらもどこかお家のような、暮らしの温もりを感じる空間だなと感じました。

飲食スペースはテーブル席とカウンター席があり、白い壁と大きな窓から射し込む光で店内は明るく、開放感があります。季節によっては窓の外には麦畑が広がるそうですよ。

■メニューはその日次第 季節のお野菜やくだものに合わせて

カフェのメニューはその日その時に届く野菜やくだもの次第。何をどんな風に使うかは、その日の食材の風味や状態に合わせて決めるのだそうです。何を楽しめるかは行ってのお楽しみ！

この日はクッキーやスコーンと共に、りんごのケーキも並んでいました。

最近、ドイツの知人から受け継いだ酵母を使った天然酵母パンも始めたそうです。

朝採れいちじくのロールケーキとサイフォン珈琲をいただきました。ふわふわの生地とさっぱりしたクリームが程よい甘さで、いちじくの味を引き立てる絶妙な美味しさでした。

敷地内にはアトリエスペースもあり、ワークショップや展示会などのイベントが開催される日もあるそうです。定休日や営業時間は日によって変わるそうなので、訪れる際にはInstagramをチェックして行くと安心です。

マイ

学生時代から田舎暮らしに憧れ、大山に魅了されて大阪から鳥取に移住。子育てと仕事の両立を目指し、フリーランスとして奮闘中。日々の暮らしを楽しむことと、新しい人や場所に出会うことが好き。