観光列車「あめつち」で、「ばけばけ」の世界へ―
1月18日運行「あめつちにて~小泉凡氏が語る八雲とセツ~」
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとして注目されている小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツ。観光列車「あめつち」で2026年1月18日(日)、八雲のひ孫の小泉凡氏が2人の貴重なエピソードを語る「あめつちにて~小泉凡氏が語る八雲とセツ~」が運行されます。 車内では八雲とセツにちなんだイベントも開催中。ドラマの世界に思いをはせながら、山陰の魅力を再発見する列車の旅に出かけてみませんか。

宍道湖沿いを走る「あめつち」 山陰本線/玉造温泉駅~来待駅間
小泉八雲とセツの物語をたどる
「あめつちにて~小泉凡氏が語る八雲とセツ~」は、1月18日に運行される「あめつち」の米子駅~出雲市駅間に小泉凡氏(小泉八雲記念館館長)が乗車し、松江での夫婦のエピソードを中心に語ります。
◆時刻・停車駅 ※赤枠が小泉凡氏の乗車区間
鳥取→出雲市(下り)

鳥取→出雲市(下り)


小泉凡氏
その他、1月25日までは、ドラマにも登場した「鳥取の布団」などの怪談が放送されているほか、小泉八雲記念館推薦の書籍を集めた「小泉八雲文庫」を設置。記念撮影ボードも「小泉八雲特別記念撮影ボード」に変更されるなど、八雲とセツにちなんださまざまなイベントが開催されています。

小泉八雲特別記念撮影ボード
山陰の魅力を再発見
「あめつち」は、山陰地方の豊かな自然や歴史・文化を車両デザインに取り入れ、「古くて新しい日本」を発見する旅へといざなう観光列車です。監修は島根県出身の映画監督、錦織良成氏。山陰の海と空をイメージした紺碧の車体カラー、内装には因州和紙や石州瓦といった工芸品が使われるなど、地元に住んでいる人もあらためて山陰の魅力を再発見する旅ができそうです。
日本海・宍道湖側の座席は窓側を向き、車窓からの風景も満喫できます。

因州和紙に彩られた天井照明
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岩井窯の洗面ボウル

石州瓦を埋め込んだテーブル
趣向を凝らした食事やスイーツもぜひ。鳥取~出雲市駅間では、アベ鳥取堂の「元祖かに寿し」など鳥取の名物を盛り込んだ「あめつち御膳」(税込2,250円)、松江の和菓子詰め合わせと煎茶のセット(税込2,310円)などを味わえます。
※乗車4日前までに「tabiwa by WESTER」(WEBまたはスマートフォンアプリ)から予約が必要
車内では1月25日まで、八雲が愛したイギリスの伝統菓子「プラム・プディング」(税込540円)を販売。たなべたたらの里の卵など厳選素材を使った、洋酒の香り豊かなお菓子です。
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あめつち御膳

プラム・プディング
購入方法
「あめつちにて~小泉凡氏が語る八雲とセツ~」の乗車券・指定席グリーン券は12月18日10:00から、みどりの窓口、主な旅行会社、みどりの券売機、JRおでかけネットのe5489サービスで発売されます。出雲市駅までの乗車券・指定席グリーン券は、米子駅発が2,170円(小児1,580円)、倉吉駅発が3,680円(小児2,690円)、鳥取駅発が4,630円(小児3,310円)。
◆JRおでかけネット 「あめつち」予約ページ
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/ametuchi/reservation/
◆座席表


