NIHONKAI idol PROJECT 「SEA BLOOM」interview④

インタビュー特集④　Mizukiさん

　日本海新聞が発刊50周年を記念してプロデュースする女性5人組アイドルグループ「SEA BLOOM（シーブルーム）」が５月31日（土）、鳥取市のとりぎん文化会館小ホールでデビューイベントを行います。各メンバーのデビューに向けての思いや横顔をインタビューしました。

　「思う存分、自分の個性を生かしてキラキラ輝くアイドルになりたい」と話す鳥取市出身のＭｉｚｕｋｉさん（10）。メンバー最年少とは思えない大人びた顔立ちも、笑うと年相応の幼さを感じる。いつもメンバーにかわいがられる妹的存在だ。

■どんなに苦しくても食らいつく

　小さいころからキラキラしている芸能界に興味がありました。芸能活動できる場所をお母さんが探してくれて、小学３年で芸能事務所に入りました。今もウオーキングのレッスンを受けながら、モデルの活動をしています。
　歌ったり踊ったりするのは好きでしたが、アイドルのレッスンを受けるまで習ったことがありませんでした。アイドルに選ばれたときはとてもうれしかった一方で、他の４人はダンスの経験者だったのでレッスンについていけるか不安でした。
　米子でのレッスンが始まってからは、車での移動中に歌を練習しました。家でも先生のアドバイスを思い出し、みんなに追いつけるように一生懸命練習してきました。時にはみんなについていけない悔しさで、涙が出るときもありました。でも自分に負けたくなかったから、どんなに苦しくても必死に食らいついてきました。そこが私の強みなんだと思います。

■みんなを笑顔にできるアイドル

　メンバーはとても優しく、振り付けが分からなくて困っていたら分かるまで教えてくれます。できたら全力で褒めてくれます。みんな明るくて一緒にいる時間が本当に楽しいです。４人は私にとってお姉ちゃんみたいな存在です。これからも４人とは気楽に何でも話せる関係でいたいです。
　メンバーや街中で出会った人に「かわいい」と褒めてもらえることが多くてうれしいです。自分のかわいさを最大限に生かせるように頑張り、みんなを笑顔にできるアイドルになりたいです。デビューイベントでもみんなを笑顔にしたいので、私たちシーブルームに会いに来てほしいです。

■編集後記

　「Ｍｉｚｕｋｉちゃんは本当にかわいい」。メンバーはことあるごとに褒める。かくいう私も彼女のかわいさに頭を抱え、もだえることもしばしば。ルックスはもちろんのこと、しぐさ一つとっても「かわいい」があふれかえる彼女だが、負けず嫌いで努力家であるというギャップを持つ。いろんな意味で目が離せない存在だ。